銅の屑物が銅スクラップや銅屑と呼ばれてます。
基本的に磁石に反応しません。
色は銅(あかがね)と呼ばれてます。
色は赤橙色(とうせきしょく)をしています。
電気伝導率が高い金属なので電線や端子などに使用されてます。
腐食し難い金属なので水回りなどの銅管に使用されてます。
腐蝕し難い金属なので屋根材の銅板などに使用されています。
特1号銅線屑
特1号銅線屑は電線屑から銅線だけを取り出した物です。
他にも光特号銅線屑やピカ線屑などと呼ばれてます
単線で直径が1.3mm以上あり劣化やメッキなどが無い純良な銅線くずです。
ピカピカ光っていても細い銅線の集合体の物はピカ線では通りません。
表面に劣化やメッキやエナメルワニスなどが付着した物もピカ線では通りません。
劣化1号銅線屑
劣化1号銅線くずの正式名称は別にありません。
特1号銅線くずの表面が劣化した物などです。
黒ピカ線屑やくすみ線屑などとも呼ばれてます。
単価的には表面が劣化しているので特1号銅線くずより安くなります。
メッキ1号銅線屑
鍍金1号銅線くずの正式名称は別にありません。
特1号銅線くずの表面にメッキがされた物です。
単価的には表面にメッキがされてるので特1号銅線くずより安くなります。
焼き1号銅線屑
焼き1号銅線くずの正式名称は別にありません。
電線屑を焼いて銅線を取り出した物です。
細銅線屑
細銅線屑は名前の通りに細い銅線屑です。
単線で直径が1.3mm以上あれば特1号銅線屑で通ります。
1.3mm以上あっても表面が劣化してれば劣化1号銅線屑ぐらいです。
けど画像のように直径で1.3mmも無い物は普通の細銅線くずです。
細銅線くずは単価的には普通の二号銅ぐらいです。
焼き細銅線屑
焼き細銅線屑は電線屑を焼いて銅線のみを取り出した屑物です。
単価的には普通に二号銅で通ります。
メッキ細銅線屑
メッキ細銅線屑は名前の通りに表面にメッキがされた細銅線屑です。
メッキ細銅線くずは単価的には普通の二号銅ぐらいです。
エナメル細銅線屑
エナメル銅線屑は銅線の表面にワニスなどが焼き付けられてる銅線屑です。
エナメル細銅線くずは単価的には普通の二号銅屑ぐらいです。
銅平角線屑
銅の材質で出来てる平角線屑です。
銅ダライ粉屑
銅ダライ粉屑は普段は見かけない金属くずです。
名称は銅切粉くずや銅粉くずや銅削りくずなどさまざまです。
銅棒や銅板などを旋盤などの機械加工中に出た削りカスです。
純粋に銅切粉くずだけなら売値は高いです。
逆に異物が混入してしまうと売値は安くなります。
他にも水分や油分を含むと単価が安くなる場合もあります。
上故銅屑
上故銅屑の定義は曖昧です。
肉厚がある銅板や銅棒や銅コロなどが上故銅屑です。
並銅屑
並銅屑は主に銅管や銅板などの上物の屑物を言います。
溶接やロウ付けや半田付けやメッキや劣化などが無い銅屑です。
これらがある銅くずは二号銅ぐらいです。
二号銅屑
大抵の銅くずはこの二号銅くずに当てはまると思います。
込銅くずなどとも呼ばれてるかと思います。
ありとあらゆる銅屑が2号銅くずです。
極端に細い銅線の集合体の銅線くずも二号銅くずぐらいです。
鉄やプラスチック等の不純物が少しでも付着してると山行銅くずになってしまいます。
山行銅屑
山行銅屑は銅スクラップに不純物の付着や混入が酷い物です。
下銅くずなどとも呼ばれてるかと思います。
もちろん二号銅くずよりも銅率は落ちます。
山行銅くずは単価的には2号銅くずよりも結構ですが落ちます。
銅釜屑
主に給湯器くずの内部に入ってる銅製の熱交換機くずです。
特段に正式名称は無く銅釜屑や赤釜屑や白釜屑などと呼ばれてます。
メッキがされたメッキ銅釜屑は別単価となり単価が安くなります。
鉄や真鍮などの不純物が付いてると単価が落ちます。
見えない箇所などにも鉄板が差し込んである場合も有ります。
上部のフレームなどが鉄板製の場合なども有ります。
こちらでは不純物の付物が無い純良な銅釜くずなら2号銅くずで通ります。
業者によっては不純物なし銅釜屑でも二号銅くずでは通らず単価を落とされる場合もあります。